【居住者様向け】これだけは絶対に流さないで、、ディスポーザーとの正しい付き合い方
「キッチンの排水設備に直接取り付ける生ごみ粉砕機」ディスポーザー。
「ディスポーザー」で検索をしてみますと、「流して良いもの、いけないもの」「メリット、デメリット」などの情報が多く見受けられますね。
今日は、排水管清掃業者目線でのディスポーザーで絶対に流さないでほしいものを、ぜひお伝えしたいです。
ディスポーザーで
流して良いもの、いけないもの
流して良いもの | 麺・野菜・果物・残飯・茶葉など |
流してはいけないもの | 卵の殻・枝豆のさやなど繊維質の強い食品・貝殻・大きな骨・泥付き野菜の泥など |
つまり、水よりも重たいもの / 水に浮いてこず沈殿するものという風に覚えておくと良いかもしれません。
そもそも、ディスポーザー付きの集合住宅では、シンクで粉砕した生ごみを、ディスポーザー専用の排水処理曹へ流れる仕組みとなっています。
要するに、台所の排水でしかまかなえないため、お風呂や洗濯機の水勢がある排水と比べると、詰まる可能性が高くなる部分であることは、ご理解いただけますでしょうか。
ディスポーザー販売業者様の中には、「機械の清掃をしたいから卵の殻は流しちゃってください」とお伝えしている所もあると聞いて、驚きました。
先述の通り、ディスポーザーに流してはいけないものというのは、水よりも重たい=流れにくいものです。
これを、例えば1フロア5室ある10階建ての集合住宅で、全居住者様が流してしまったらどうでしょう。
優れたディスポーザーも増えているとは思いますが、流してはいけないといわれているものは流さない方が無難です。
現に、大量の「卵の殻」が原因で一年間持たずに閉塞しかけ、大事故寸前の現場を過去何件も担当致しました。
ディスポーザーとの上手な付き合い方
既にディスポーザー付きの住宅へお住まいの方は、
●流して良いもの、悪いものをディスポーザーの取扱説明書で必ずご確認の上、正しくご使用いただくこと
●今回ご紹介した、流してはいけないものは基本的に流さないこと
●時々(最低でも週に2回程度を推奨します)[シンクに水を貯め一気に流す]こと
上記3点にご留意いただくと、より快適にお使い頂けます。
排水管は普段見えない部分ですので、トラブルが起きてからご相談をいただくことが圧倒的に多いです。
しかし、マンション=皆さんの資産であり、排水管の詰まりから漏水などへ発展してしまった場合は、他の居住者の方とのトラブルにもなりかねません。
ディスポーザーは、システムの関係上ご家庭の専有部だけの詰まりではなく、共用部での大きな詰まりに発展しやすい為、上記のように普段から予防をすること、これが皆さんの資産を守ることへも繋がります。
ぜひ正しくご使用いただき、快適な日常生活を送ってもらえるご家庭が増えることが、弊社の願いです。
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